中国ホンダのアドベンチャーモデル「CB190X」の特徴と装備

アドベンチャー

CB190Xの特徴

中国の五羊ホンダから発売されている小型アドベンチャーバイク「CB190X」。
CB190XはフルLCDのメーターやLEDヘッドライト、フルパニアといった標準装備が備わっていることが特徴。
184ccのエンジンは空冷4スト単気筒エンジンで、最低地上高も160ミリと高く、オフロード走行にも対応している。
さらに、USBポートも備えたロングツーリングにも向いたモデルといるだあろう。
軽量で取り回しやすいという特徴もあるが、外装素材が多少チープなため、乗るたびに車体が軋むような感覚がある。
アドベンチャーバイクを探している人にはおすすめのモデルといえるだろう。

必要な装備を最初から搭載

CB190Xは必要な装備を最初からすべて装備している。
特筆すべきは積載性をアップさせるパニアケースだ。トップボックスは35リットル、サイドはそれぞれ19リットルとなっている。
キャンプツーリングに乗りたいバイクだ。テントやシュラフ、コッヘル、バーナーなど、あれこれ入れても大丈夫。一通りのキャンプ道具が余裕で収納できる。
高速道路走行時における走行風から身体を守るロングスクリーンにハンドガードも装着。グリップヒーターはないが、これで身体の冷えを防いでくれるだろう。
エンジンガードも搭載しているので、万が一立ちゴケしてしまってもエンジンを守ってくれるので安心だ。

走りも万全

走り出しはトルクフルでパニアケースがついたままでも、流れを乱すことなく道路に合流できる。
走行中、軋むような感覚はなく、問題なく走れるはずだ。
加速時もアクセル操作に素直に反応してくれるので、物足りなさは感じないだろう。
アドベンチャーバイクらしく走破性も高く、多少荒れた路面でも大きくバランスを崩すことなく安心して走行できる。
ただ、高速道路での高速巡行はパワー不足を感じるかもしれない。そのため、下道をトコトコ走ったり、通勤・通学用の移動用バイクとしておすすめしたい1台だ。

CB190X主要諸元

全長×全幅×全高:2,030×830×1,375mm
最低地上高:160mm
シート高:790mm
最小回転半径:m
車両重量:148kg
エンジン型式:空冷4ストローク単気筒
総排気量:184cc
最高出力:15.9ps/8,000rpm
最大トルク:約15N・m/7,000rpm
変速機:5速マニュアル
燃料タンク容量:14L
タイヤサイズ:前 110/70 – 17/ 後 140/70 – 17
価格:39万9,000円(税込)

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