新型ホンダ・レブル1100Tはツアラー仕様

ツアラー

レブル1100Tの特徴

2023年2月に発売されたレブル1100Tは、レブル1100のバリエーションモデルである。
「T」の文字はツーリング/ツアラーのTを表したツーリングエディションであり、スペックは燃料タンク容量などすべて踏襲し、長距離走行に向けた装備が追加されている。
具体的には、フェアリングと左右のサドルパニアケースが追加された。サイドパニアケースは右側が16L、左側が19Lの大きさになっている。
排気量1,082ccの水冷並列2気筒エンジンを搭載し、ミッションは6速マニュアルと自動変速(クラッチレバーなし)のデュアルクラッチトランスミッション(DCT)の2種類がある。
ボディカラーは「イリジウムグレーメタリック」と「ガンメタルブラックメタリック」の2色がラインナップ。
また、日本仕様にはグリップヒーターとETC2.0車載器が標準装備されている。
DCTモデルは、オートマ限定の大型二輪免許で運転可能だ。

レブル1100Tのライディングポジション

1100ccの大型バイクと考えるとかなりコンパクトでスリムなボディとなっている。ライディングポジションは軽く前傾姿勢になり、クルーザータイプとしてはスポーティーな走りも楽しめるだろう。
シート高は700mmと低いため、小柄な人でも足つき性に不安を感じることはない。サドルはシンプルな見た目だがホールド性が高いので、加速をきちんと受け止めてくれる。
車両重量は238kgだが、足つき性のため重さに不安は感じないはずだ。

レブル1100T主要諸元

全長×全幅×全高 2240×850《845》×1180mm
ホイールベース 1520mm
最低地上高 120mm
シート高 700mm
車両重量 238《248》kg
エンジン形式 水冷4ストSOHC(ユニカム)4バルブ並列2気筒
総排気量 1082cc
ボア×ストローク 92×81.4mm
圧縮比 10.1
最高出力 64kW(87PS)/7000rpm
最大トルク 98N・m(10.0kgf・m)/4750rpm
燃料タンク容量 13L
変速機形式 6速リターン《6速DCT》
キャスター角 28゜
トレール量 110mm
タイヤサイズ(前・後) 130/70B 18M/C 63H・180/65B 16M/C 81H
ブレーキ形式(前・後) シングルディスク・シングルディスク
燃料消費率 WMTCモード値 19.4km/L(クラス3-2)1名乗車時
メーカー希望小売価格 131万4500円《142万4500円》(消費税10%込)

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