S Editionが追加されたレブル1100の2025モデル

HONDAのバイクのイメージ

特徴

ホンダのレブル1100は、ネオクルーザーと呼ばれるジャンルで人気を博してきたが、2025年モデルでは「S Edition」が追加される。従来のレブル1100に対して、外装パーツやカラーリングに特別仕様を施し、高級感とカスタム感を高めているのが特徴だ。

エンジンは排気量1084ccのパラレルツインを継続し、低回転からのトルクフルな走行を楽しめる。このエンジンはアフリカツインにも使われている実績があり、信頼性と整備性の点でも評価が高い。S Editionは各部の仕上げがさらに向上しており、乗り手の満足度を高めるとされている。

スペック

S Editionの大きな違いは、フロントフォークカバーやフロントフェンダーにアルミパーツを採用し、質感をアップさせていることだ。シートも専用デザインのものが装着され、クッション性やホールド感が向上している。カラーリングはダークトーンをベースに、パイピングやロゴのアクセントが追加されているのが目を引く。

エンジンとフレーム構造自体は既存のレブル1100と共通だが、電子制御のライドモードやトラクションコントロールなどを引き続き採用し、快適なクルージングをサポートする。ブレーキはフロントに大径ディスクとラジアルマウントキャリパーを採用し、後輪にはシングルディスクでABSが標準装備となっている。

おすすめのポイント

洗練されたデザイン

S Editionはアルミパーツや独自のカラーリングでクルーザーらしい重厚感と上質感を兼ね備えている。クルーザーの大柄なイメージを、スタイリッシュにまとめている点が魅力的だ。

充実した電子制御

大型エンジンながら、ライドモードやクルーズコントロールなどの電子サポートが豊富だ。高速道路から街乗りまで快適に走りやすい設計になっている。

十分なトルク

低回転域からもパワフルな加速を得られるため、急坂やタンデム時でも余裕を持って走行できる。大型クルーザーとしては扱いやすさと力強さが両立している。

カスタムベースとしての可能性

クルーザーらしく、ハンドルやフットペグ、バッグやスクリーンなどのカスタムの余地が大きい。自分好みに仕上げて長距離ツーリングを楽しむ方にも向いている。

S Editionが追加されたレブル1100は、デザイン面だけでなく、細部の仕上げがワンランク上の質感を生み出している。大型クルーザーの取り回しに不安を抱く人でも、車体設計の低重心化や電子制御がサポートするため、想像以上に乗りこなしやすい一台になっている。

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