
ハンター350の特徴
2023年3月7日、ロイヤルエンフィールドが日本で新型車「ハンター350」を発売した。
ハンター350は、オンロードでもオフロードでも要求される性能に遜色がない。排気量349ccの空冷単気筒エンジンを搭載し、最高出力14.9kW(20PS)/6100rpm、最大トルク27Nm/4000rpm。
また、ハリス・パフォーマンス社と共同開発した新設計の軽量コンパクトフレームを採用しており、アルミキャストホイールの前後17インチとABSを搭載したシングルディスクブレーキも装備している。
デジタルアナログ混合タイプのメーターは、「トリッパーナビゲーションシステム」にも対応。
インドでは10万台以上の大ヒット
このハンター350は、軽快でクラシックなロードスポーツモデルで、ヘッドランプや燃料タンク、リアフェンダーなどが目を引くデザインとなっており、インドでは10万台以上のヒットモデルとなっている。
アジア太平洋地域のマーケットを担当するアヌージ・ドゥア氏は、このバイクのデザインやカラーリングは「ヤング・アット・ハートなライダーを意識した」と説明し、初めてバイクに乗る人にもおすすめするバイクであると述べた。
日本仕様のハンター350は、Dapper(ダッパー)とRebel(レベル)の2バリエーションで展開されており、レベルは、赤×黒、青×白、黒×銀の3色設定となっている。
都市にフィットするモーターサイクルとして、ロイヤルエンフィールドのJシリーズ350ccプラットフォームに、ハリス・パフォーマンスのシャシーを組み合わせることで、俊敏性と軽快な楽しさを両立し、優れた操縦性と安定感を実現。
また、800mmの低いシート高と短いホイールベースにより、ワイドかつロングなワンピースシートで優れた快適性も備えている。
ハンター350主要諸元
全長×全幅×全高 2100×800×1055mm
軸距 1370mm
最低地上高 150mm
シート高 790mm
キャスター/トレール 25°/94mm
装備重量 181 kg
エンジン型式 空冷単気筒SOHC
総排気量 349cc
内径×行程 72×85.8mm
圧縮比 9.5
最高出力 20ps/6100rpm
最大トルク 27N・m/4000rpm
始動方式 セルフ式
変速機 リターン式・5段変速
燃料タンク容量 13L
タイヤサイズ前 110/70-17
タイヤサイズ後 140/70-17
価格 Rebel:66万4400円/Dapper:65万7800円