ネイキッド「GSX-8S」2024年モデルは新色も!

新型スズキ「GSX-8S」の魅力に迫る

スズキの人気ネイキッドスポーツモデル「GSX-8S」である。2024年モデルとして、新色を加えたカラーバリエーションが登場したのだ。この新型「GSX-8S」の特徴や個性的なスペック、そしてライディングの醍醐味に迫ろう。

スズキのフラッグシップスポーツ「GSX-R」シリーズの技術が凝縮された、800ccクラスの並列2気筒エンジンを搭載しているのが大きな魅力である。最高出力は80PSと高パワーながら、軽量な車体で扱いやすさも確保されている。ストリートでもサーキットでも、十分に楽しめる一台と言えるだろう。

スペックでその実力

この「GSX-8S」の主なスペックを紹介しよう。エンジンは水冷4ストロークDOHC4バルブ並列2気筒で、総排気量775ccである。ボア×ストロークは84.0×70.0mm、圧縮比は12.8と高めにセットされている。最高出力は59kW(80PS)/8500rpm、最大トルクは76N・m(7.7kgf・m)/6800rpmと十分なパフォーマンスを発揮する。

変速機は6速リターンで、フルパワーを体感できるはずだ。車両重量は202kgとコンパクトながら、十分な運動性能を備えている。ホイールベースは1465mm、最低地上高145mm、シート高810mmとスポーツライディングに適した設計となっている。

さらにライディングモード、トラクションコントロール、クイックシフターなどの先進装備で、ストリートからサーキットまで、様々なシーンで安心して高い能力を発揮できるに違いない。

ポイントは新色の魅力

2024年モデルで一番のポイントは、新色のカラーバリエーションが加わったことだろう。グラスマットメカニカルグレーとマットブラックメタリックNo.2の2色が新たに設定された。

グラスマットメカニカルグレーは、過去にGSX-R1000RやGSX-S1000でも採用された色だ。スズキの高性能スポーツモデルに相応しい、モダンでスポーティな印象を与える。一方のマットブラックメタリックNo.2は、アクセントとしてブルーの部分が効いており、落ち着いた中にもスズキらしいスポーティさが感じられる。

どちらの新色も、ストリートファイターたる「GSX-8S」の魅力を存分に引き立てている。お洒落で個性的なカラーリングは、ライディングの楽しみを倍増させてくれるに違いない。

継続色のパールコズミックブルーとともに、自分の個性に合わせて選べるのも魅力だ。2024年2月22日の発売を心待ちにしたい。メーカー希望小売価格は106万7000円(税込)と手の届きやすい価格設定なのも高く評価できる。

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